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太極拳を始めるにあたって

必要なモノ。

会費と月謝。

以上。

・・・・半分冗談ですが、残り半分は本気です。「熱意とやる気があるなら大丈夫!!」と勢いよく書きたいところですが、熱意は冷めます。やる気は萎えます。根気は消えます。人間なんてそんなものです。

 

 

やはり「利」なんじゃないかと思います。利用、利益、利点etc・・・。当会のサイトをみて何らかの「利」を得られると思った人は入会してください。太極拳 ATMAGI3_2

「利」。ただし、そこには「経世済民」の理念があることが望ましい。簡単に言うと「世の中を治め人民の苦しみを救うという経済の本質」があるべきなのです。もちろんそこまで大きな理念は求めませんが、身の回りの手近な範囲、たとえば自身がより健康になって何かを成す。家族のため、仕事のため、何かのため・・・・。そうではなくて、単に人より強く成らんがための「匹夫の勇」は社会人としてあるべき姿勢ではありません。

 

そういう意味ではその人の身体的能力というのはまったくどうでもイイ訳です。運動神経、柔軟性、理解力、体力、気力、一切不問。あるかないか分からない「才能」なんてアテにする必要はありません。

 

♪よくある「〇×だから~できません」シリーズ

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・体が柔らかくないから  これぞ「柔軟信仰」

世間一般における、体が柔らかいこと、また体が柔らかい人を崇める『柔軟信仰』にはほとほと困り果てております(苦笑)。これって世間ではとんでもないステータスなんですね。

 

 

太極拳を始めるにあたってのネックのひとつがコレです。どれだけ説いても信仰が解けない。

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「易し~い太極拳」は無い

太極拳 もんてslide-img1「モンテッソーリ教育」
20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案された教育法。

イタリアローマ医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を見せ、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。

Wiki「モンテッソーリ教育」より

少し前に話題になった中学生棋士の報道において、彼が入園した幼稚園が「モンテッソーリ教育」を採用していたことが紹介されていました。その教育内容、アプローチに興味があります。

抜粋なのですが、「集中力、忍耐力、継続力」の3点こそが重要ということです。

仮にも教える立場にありますので、こういった教育や指導方法などは広く目を通すように心がけています。これもまた大の兵法の一環でしょうか(笑)。たとえば教えるにあたり「経験主義」に陥れば、自分の経験のみを大事とするため「客観性」が失われてしまいます。そこでは経験的、つまりその人が自分で会得した感性的方法よる教え方しかなされなくなり、またそれしかないからなのです。その人と類似性のある人だけしか上達できなくなってしまいます。

 

話の枕はさておいて、本来的に考えるならば「易しい太極拳」から入って順序を辿って「難しい太極拳」というものはありません。初心者であっても、そのまったく初心の時から最高最上の太極拳である必要があります。初心者だから、女性だから、お年寄りだから、という様々な理由をつけて中途半端な技を教えるわけにはいかないのです。

 

このあたりが如何ともしがたい壁であり、教わる側としても挫折感を味わってしまって諦めてしまったり、教える側としても迷った挙句、妥協してしまったり、大変な悩みどころです。

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形クラス 開講しました

前回の木曜日クラスには樋口師範が来られまして、形意拳(劈拳)大特集でした。
日常ではしない動き、格闘技や本能行動とは異なる動作(パンチを打つとか)なので、そのあたりで大変さがありますね。太極拳もその点は同じなのですが、形意拳ではより武術的な雰囲気が出る分、ついつい力が入ってしまうようです。

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映画「グランドマスター」より形意拳

 

さて、7/24「太極拳 形クラス」の開講初日、無事に終了しました。

7/24と8/14は仮称「B段」の練習なのですが、ここの山場は
ずばり「転身 肘底看捶(てんしんちゅうていかんすい)」と「拗歩 倒輦猴(ようほとうれんこう」。これに尽きます。なので会員さんは8/14(B段)と9/25(B段+C段の通し・復習)は来れたら来ておいた方が良いですよ(笑)。「抱虎帰山」もこの段が初出で転身が意外に難儀ですが、これは後でけっこう出てきます。

たしか「拗歩倒輦猴」と「順歩倒輦猴」を同じ套路でやっている太極拳は当会のような古伝統合系以外ではほとんどなかったと思います。

拗歩倒輦猴に関してはいつもの基本練習で近い事をやっていてよかった~と思います。
コンセプトを教える段階を省略できるので楽でした(笑)。

ここを教えるのは久しぶりでしたが、教えるのも難しい(苦笑)。
分解し過ぎてもいけない、省略しすぎてもいけない、要点・要所をどれだけ伝えられるか、苦心しました。もちろん生徒さんの習熟度に応じたアドバイスをしているので、Aさんには「ここはこうして、右重心、左重心、そこでくるっと半回転してドン」みたいな分解動作的解説。Bさんには「八卦掌的にねじりをいれて、そのねじり戻しの反動で転身して云々」といった応用的アドバイス。

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何はともあれ基本の「流れ」を覚えてもらい、後に李老師をはじめ、樋口・浅野・瀧谷師範に教えてもらう時に齟齬が生じ過ぎてもいけないようにしないと、です。

 

通常クラスとはちょっと変えて、小休憩を多めに取っています。高い集中力の持続のためです。また、何度かの小休憩をはさんでもまだ覚えているところが「覚えた」ところであり、そのあたりで目安にしてもらっています。
水分はもちろんですが、手軽に補給できる糖分も推奨しています。「型を覚える」のは脳のメモリを食うので、やはり脳のエネルギー源である甘いものは不可欠でしょうね。

仕事効率を最大にする休憩のタイミングと長さ – RIMS, Kyoto University

ご参考に。

 

形クラスの8/28・9/11はC段になります。
C段の山場は「海底針」から「閃通背」ですね。これはそこまで難しくはないですが、なかなか決まらない。しっくりこない。「翻身撒身捶(ほんしんへいしんすい)」は型の上ではラクチンです。しかし、内容的には重要なのでそのあたりは木曜日クラスで解説をお願いしたいところです。