■ 見学等、中央式太極拳へのお問合せはコチラからどうぞ。

ほんまち教室 「初級太極拳」クラス開講しました

太極拳IMG_3234
套路[左右搬欄]の一連の動き

 

2016年6月6日。折しも奈良・秋篠寺では一年に一度だけ「大元帥明王」が御開帳される日でした。
昨今はすごい行列で、私も4年ほど前に行ったきりです。国体護持のための特別な秘仏なので当然といえば当然でしょう。
多くの芸術家、作家を魅了してやまない「伎芸天」と作家・五木寛之が紫煙をくゆらせた庭とベンチも有名ですね。

さて、そんなこんなで「初級太極拳」クラスが始動いたしました。準備運動代わりに気功をし、太極拳の基本動作である「攬雀尾(らんじゃくび)」を解説、重複練習した後に太極拳の型。そして中央式の基本中の基本である三体式の立ち方までみっちりやりましたので、意外に内容が濃かったのではないかと思います。

太極拳IMG_3236

三体式の練習中。私の指が映り込んでますのはご勘弁。

やはり難しいのがリラックスすることと呼吸をすること。リラックスしようしようと意識しすぎると逆に力んでしまうのはよくあることなので、動作・呼吸・心の三つをバランスよく保っていけば大丈夫だと思います。

 

太極拳IMG_3235

典型的な非日常動作のひとつ [左右搬欄]より

 

 

あとは太極拳は「非日常動作」ばかりであることを前提にすることです。生まれてこの方、今までしたことのない動きですから出来なくて当然なのです。非日常動作といっても奇異なことをするわけでなく、人間が本能的に取る動作よりも構造的・物理的に効率を重んじる動きを重要視するためです。そして、反射神経と運動神経は練習中、極力抑えるようにします。

 

ほんまち教室は6月中に入会された方は入会金免除&初回体験無料。

この機会に是非お越しくださいませ。
次回は6/20です。

 

7月以降は第2、第4月曜日になります。

なんば教室も生徒募集中です。

 

※ほんまち教室は2016年12月から移転し、
なんば湊町教室:月曜日クラス(太極拳・初級)となります。
曜日、時間と内容その他は変わりません。
2016/09/15加筆修正

自分の(カラダの)ことを考える  ~太極拳の視点~

先日の総会で飛び出した李鴻儒老師の名言。

「お金や他人のことばかり考えて、(現代人は)自分の身体を考えてる暇がないね」

「(体の)悪い部分は言うこときかない。だから硬いし、こわばってる。」

「外のものにばかり頼っていたらますます言うこと聞かなくなる」

ご多忙なので毎週は無理ですが、なんば教室(なんば湊町教室)は李鴻儒老師もお越しになられます。

 

太極拳IMG_3180

 

現代の多くの人は、お金や他人、視線、そういった外部のことばかり考えてしまっていることは疑う余地がないと思います。もちろんお金も人間関係も大事ですが、その関係性に埋没してしまい「自分」を見失ってしまっていることにすら気が付かないのではないでしょうか。私という存在、生きている私、そして生かされている私。哲学、科学、社会、様々な段階や視点における自己考察こそが太極拳の持つ一面です。

 

そういう意味では、今まで空気のように当たり前の存在でありながら、それでいてつかみどころのない自分の身体に向き合えるのが太極拳だと思います。

呼吸、動作の協調、普段使わない筋肉の起動や日常ではまずやらない動き方、姿勢制御、視線の使い方、意識、感覚、持ち方、もちろん速さでごまかしてはダメetc・・・・ある意味において、ヨガよりも忙しいのではないかと(笑)。

ヨガは呼吸に専念しやすいですが、太極拳はびっくりするほど呼吸を忘れます(爆)。

 

たまにやる実技(約束の対練)はお互いに技をかけるのですが、上手くかからないほとんどの原因は「緊張」と「不安」です。対人との近い距離、対人接触、そういったものが極度に緊張をもたらすのです。別に相手は襲い掛かってくることもありません。自分で知らず知らずに緊張を巻き起こしてしまっています。また「掛かるかな?」という不安も足をひっぱります。疑問形で臨んでしまうので、「ああ、やっぱりかからなかった」という悪循環に陥ってしまいます。

対練の目的は技の物理的な理屈を理解するとともに、この自分が巻き起こす「緊張」や「不安」などの精神的動揺を知り(それらに対して自分の身体がどのように反応してしまっているか、など)いかにこれを乗り越えるかが課題となります。それはそれで、放置・無視できればいいんでしょうけど、なかなか難しい。これもまた心の囚われ、執着の一形態でしょう。

 

太極拳IMG_3181

立禅で、こわばったところ、辛いところをいかに自分で通すか(ほぐすか)、模索するように指導中。

健康とは日々における「自分」との戦いでもあります。
「コレをやっているから元気!」とはまたちょっとニュアンスが異なりますね。

第一回中央式太極道 定期総会開催!

太極拳IMG_3183

去る5/15に、中央式太極道定期総会が開催されました。
記念すべき第一回目にご出席いただきました会員のみなさまには厚く御礼申し上げます。

特にコレといった内容ではなく、事業方針と収支報告と「中央式太極道」の概要についてと・・・といった感じで、不慣れな試運転の様相も否めませんが、ひとまず無事に終わりました。
太極拳IMG_3185

代表・李老師のあいさつ

NPO法人アジア文化芸術連盟は水墨画、太極拳(気功養生)、易風水と三つの部門に分かれており、それぞれを独立させています。もちろんまたがっている会員さんも少しいます。

李老師ご本人が水墨画家ということもあり「剣と筆は同じ」ことをおっしゃっていますように、また古来より書画芸術に通暁した剣豪、武術家は枚挙にいとまがありません。
個人的には宮本武蔵よりも柳生宗矩や山岡鉄舟。武将では「鎮西一」立花宗茂を推したいですね(笑)。

 

太極拳は「拳」と名の付く以上「武術」であることを否めませんし、そういう理論・技術体系の上に構築されているノウハウです。太極拳の武術性を拒否したり認知しないことは、太極拳をやる必要性がないということでもあります。

武術というとそれこそ「拳打の応酬」という、人によっては野蛮な印象を受けてしまうと思うのですが、それはたいへん狭量極まりなく、一元的見方で残念に思います。健康と武術は表裏一体であり、健康だからこそ武(身体操作)が実行できるのであり、人間の身体・精神についての合理的・効率的な理論と実際に基づく武があるからこそ健康が保たれるのだ、と。

「健康」にばかり走るのはそれはそれで偏りがあります(リハビリなどは除きます)。昨今の健康ブームやご老人を見ていると、健康は良い意味でも悪い意味でも「わがまま」「自我に溺れる」になることではないかと考えております。それはまたの機会に。

太極拳IMG_3190

議長の司会・進行で展開されました

 

話を戻します。
将来的には水墨画や易風水などと融合できれば良いと思うのですが、まずは「中央式太極道」を水墨画部門に追いつかせるべく頑張っていきたい所存です。水墨画においては「剣筆一致」、易においては太極拳こそが「易の武術的表現」を知るためにうってつけだと考えています。

太極拳IMG_3191

質疑応答の一幕

小難しい話ばかりですが、楽しくやっていくことが第一なのは言うまでもありません。
楽しく和気あいあいとやっていくために、あえて「親しき中にも礼儀あり」「心」を基本に据えるために
「太極道」と改称するに至りました。
太極拳IMG_3192

副理事長の閉会の言葉

不動心、先心、通心、残心、初心etc・・・いろいろありますが、どんな相手でも決して驕らない、高ぶらない事。
どんな相手でも相手があって初めて技術の向上が出来る事。相手から自身が学べたり初心に帰る事。
お互いさまであるという認識を常に忘れない心の張り具合でもあります。

また、怒りや激情に身を任せると太極拳は役立たずになります。どんな状況であっても、怒りがあってもそれをいったん傍らにおいて、どれほど冷静に、平静に、「明鏡止水」の心持ちを保つかこそが実はとても大事なことなのです。

太極というのは陰と陽の二元からなり、それらはそれぞれ単一では何の意味も持ちません。

陰と陽がお互いに関係し、お互いに作用しあうからこそ何かの変化が生じるのです。
そのすべてのバランスを上手くとるためのノウハウ・・・と今は申し上げておきましょう。
そう考えると、武(身体操作・精神修養)と健康の間にこそが肝要であるとお分かりいただけると思います。

陰陽マークで本当に重要なのは中央のラインなのですから。

 

 

これからも中央式太極道をよろしくお願い申し上げます。

 

 

太極拳IMG_3193最後に、李老師の演武と立禅講習会で汗を軽くかきました。