矛盾動作

「大暑」を過ぎて土用の丑の日ですね。

「土用」つまり「土用旺事」というと季節の過渡期にあたるわけで、暦の上ではすでに秋の気配という。8月は暑いけれどもすでに「残暑」なんですね。

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                   飼うとよく馴れます。

 

土用の丑といえばウナギですが、単純に書けば、火の土である「未」月に水の土である「丑」のモノをぶつけて中和するという呪術(まじなひ)です。水は火を剋します。ひとまず割愛。

水のモノ、黒い、丑の「う」の字つながりetc・・・。

 

 

 

「矛盾動作」というのは私が適当に作った言葉ですが、たとえば、上半身は右を向いているけれどおへそは左を向いている、あるいは前に進もうとする動作と同時に後ろに下がるような体の動きをする事です。 太極拳ではたくさん出てきます。

老師や師範の説明で「???」になるのは、初心者はもちろんのこと、中級者の人でもよく混乱します。
原因は簡単で、まず頭で「それは矛盾しているから出来ない」と即座に思ってしまうから余計にできなくなり、試すことさえしなくなります。とにかく「考えずに」やってみるのです。出来ても出来なくてもイイんです。身体にやらせてみることが大事なのです。

「考えること」を強要されている現代社会では考えないことがとても難しいことになっています。

また考えるといってもその大半は、出来る事よりも出来ない事を「予測・想像」してしまうだけの場合が多く、そういう点ではマイナス思考です。

その一方で、「物理学」的に考えるのはイイコトなんですけどね。

 

とりあえず極端にやってみて、そのあとで妥協点のようなものを見つけます。これは、陰と陽のバランスを取った結果を求めるわけです。必ずしも均等に二分されることはなく、場合によっては推すために引くことに重きを見るといったことも多いです。一見するとアンバランスですが、その実は陰と陽、そして妥協点というべきかバランスポイント(陰陽紋でいう中央のラインor中心点)の三つで見るとトータルでバランスが取れているという訳です。

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