丹道補足  マインドフルネスと瞑想

「マインドフルネス」とは、

 仏教の念(パーリ語のsati=サティ)の訳語。日本語では「注意深さ」「気付き」「心にとどめておくこと」などと訳される。仏教の八正道の一つ、正念に関する実践。

呼吸や身体の一部に注意を向ける瞑想法で、体の感覚を観察する「ボディスキャン瞑想」や「歩く瞑想」「食べる瞑想」などがあり、組み合わせて実践する。感じたことに価値判断を入れず、今あるがままの感覚、状態を受け止める方法。

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ざっくり言うと、欧米からの逆輸入された「瞑想法」ですね。

昨年ですが、「ためしてガッテン」や「世界一受けたい授業」で取り上げられていました。

日本人の精神医学者・研究者によりますと、

マインドフルネスとは『瞑想などを通じた脳の休息法の総称』と解釈されてました。

「今」だけを意識すると、脳はもっとも休息するということです。

たしかに、過ぎ去って変えられない過去、来てもいない未確定の未来を考えたところでそれはあまり意味はありません。むしろ想像力の行き過ぎで、脳のメモリの無駄遣いともいえましょう。

そういう点でも脳の休息・・・・脳のリセットというのは大変に有意義です。
脳というのは恐ろしく燃費が悪くて非効率極まりない器官で、膨大なエネルギーを消費します。休息するだけで、身体全体が休めると思います。脳のリセットにより自律神経が安定することで内臓の働きが正常化。さらにストレスによる食べ過ぎなども減り、自ずと痩せやすい身体になっていくと思います。

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話を戻しますが、今だけを意識する、それがひとつの要点です。

今が幸せであれば過去の失態は笑える思い出であり、逆に今が不幸せであれば過去の失態は取り返しのつかない後悔にもなります。それほど「今」というのは大きいのです。

といっても、「今」が在るということは言葉で言うほど簡単に考えられるものではありません。
うっかりそう指示してしまうと「『今を考えること』を考える」なんてことにもなりません。なかなかままならぬものです。

 

そこで「丹道」です。

日本の禅ほどもったいつけて回りくどいということもなく、といって欧米のそれほど理屈っぽくありません。

とりあえず難しいコトは考えず、ガイドラインに沿ってやってみる、という具合ですね。
(そういう点では「座禅をする」そのものが目的ではなく、ひとつの形に過ぎないということです)
むしろ擦ったり叩いたり、物理的に身体に働きかける方が多いくらいです。

また瀧谷師範によると任脈・督脈などの概念がマインドフルネスにはなく、その分、深いようです。