センター主催「体験会」終了しました

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先日は難波市民学習センター主催「春のセンター祭り」の体験教室でした。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
※3月は、4月に向けて引き続き体験推進月間です。

 

まさに体験会とはドキドキの未知との遭遇であります。

 

毎年恒例行事でもあり、木曜日のいつもの時間に内容を「体験版」に切り替えて行っております。会員さんたちにも、いつも通り来てもらっていっしょにやってもらってます。

ちょうど一年前、この体験会を機会に入会された方も会員として練習に励んでおられます。やはり続けているからこその上達で、当流儀の基本である「三体式」の立ち方も様になってきました。
師範の「圧し(おし)」にもけっこう耐えられるようになってます。

たとえば、”前足の膝~脛を置いたままへそから左に向く”といったアドバイスも「理解」してもらえるほどに向上しておられます。これが入って3ヶ月くらいでは「何のことやら」で、太極拳的な身体の使い方の何たるかが解るには、少々時間を要するのもまた事実。

 

「難しい」というよりは、自身の既成概念や自我、自負といったものが新しい概念のインストールを阻害していると思ってください。ほとんどの場合、素質や運動経験の有無ではなく、素直に受け入れられるかどうかがカギとなっております。これは多くの社会人ならまずもって無理な話ですから安心してください。今まで「それ」で生きてきたんですから、いきなり「それ」を手放せという方が無理な話です。

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もちろん、人それぞれの個性がありますので、我々教える側もそれを見極めようと必死です。
言い方ひとつ、教え方ひとつで、スポッと教えが「入ってしまう」場合もありまして、またそれも教える側の修行ですね。相手の欲するところを読むこともまた、太極拳の修行なりけり・・・ってことです。相手(の動き)を助けてあげるのが太極拳ですからね。

 

あの人にはこう教えているけど、私にはこう教えてくれていない。そう思われているところもあるかもしれません。
・段階、順序がある
・今の段階で出来る事の中から、達成できることから優先する
・あやふやな10の事柄よりも確実な1の事柄
・(その人の)優先事項の取捨選択
・変に意識されるとダメなので、指摘した方がイイ時としない方がイイ時がある

このあたりも各人によって違う訳です。

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画像は借り物です

あと、陥りやすい罠としては、考えすぎてしまうことです。これもまた一般的な社会人としては当然の反応なのです。

動いていないと、何か行動していないと不安感が募ってくるのですね。

たとえばの話ですが、登山などで山に入りますと、やはり迷ってしまう危険性もあります。そのような時、慣れたベテランは「迂闊に動かず」「むやみに動き回って体力を消耗することを避け」「朝の太陽や星の位置などで、行くべき方向を確信してから」大きく動きます。

一方、登山の初心者の多くは「分からないまま」「闇雲に動き回ってしまい」「体力を消耗し」「時間までに帰れない気持ちが焦りを呼び、注意力を散漫にし」「自分で自分をより危険な状況へ導いてしまう」のです。

太極拳も似たような感じです。迷っても死にはしませんけど(笑)。
分からないまま気持ちだけがウロウロし、出来ない、分からない気持ちが焦りを呼び、注意力を散漫にし、自分で自分を貶めてしまう、のです。
結果、「出来ない」「向いてない」という結論に(自分で)落ち着きます。

そしてそういう気持ちを否定する、打ち消すことは労多くして得るものなし、です。なので、いったん自分の右でも左でもいいので目に入る所に「(気持ちを)置く」感じでやってみてください。置いたそれを眺めながら、適当に練習してもらったらイイです。